緊急通報装置は、設置した方が絶命することなく、迅速に救助されることが理想なのですが、通報装置を身に付ける習慣がないことから、お風呂場で亡くなっていたりするケースなどがあるそうです。
24時間、入浴中でもトイレでも使えるように、常に緊急通報装置の無線発信機を高齢者の方が身に付けておくことが大事になります。
また、緊急通報装置が「消防署」などに直接通報する方式をとっている場合などは、ボタンを押せばすぐに救急車が出動するようになっていますので、高齢者が周囲に遠慮して、ボタンを押すのをためらってしまうケースもあるそうです。
さらには、せっかく緊急通報装置を設置したのにもかかわらず、「ボタンを押す」というカンタンな操作でも、いざという時に使えなかったりするケースがあると聞きます。
周囲が高齢者に対し、使い方の指導を繰り返し行い、いざという時に使えるようにしておくことが重要になります。
誤報とは、うっかり押し、試し押しといった通報のトラブルのことです。
消防や警察に通報がいくシステムになっている場合は、誤報が多いと日常業務に支障が出ることも考えられます。
緊急通報装置を設置したら、使用する方に機器の取り扱いを指導したり、設置後も使用についてのフォローアップすることが大事になります。
また中には、高齢者の方が「寂しさ」から通報してしまうケースもあるようです。高齢者の方が精神的に不安定な状態を作り出さないためにも、遠く離れた家族は普段からもコミュニケーションをとったりするなど、心の安定を図れるような努力も必要になるでしょう。